不動産用語集

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さしすせそ
サービスバルコニー【さーびすばるこにー】
キッチンや勝手口に隣接するバルコニー。物干し場として、また一時的なゴミ置き場や物置き場など、さまざまな用途で使用されます。リビングなどに面するバルコニーとは区別されています。
サービスヤード【さーびすやーど】
屋外の家事作業スペース。キッチンや勝手口とつながるように設けられ、物干し場や物置き場として用いられることが多い。
サービスルーム【さーびするーむ】
建築基準法において居室と認められない部屋を指します。納戸や趣味の部屋、家事コーナーなどに活用されることが多い。間取り図で「S」と略称して記載されることがあります。
採光【さいこう】
自然光を屋内へ採り入れること。住宅の居室において、採光のために窓その他の開口部を設けなければならないことが建築基準法で定められています。
採光率【さいこうりつ】
建築基準法が定める居室の条件のひとつ「有効採光率」のこと。部屋の中に採り入れる光の量をあらわすもので、「有効採光面積÷部屋の床面積」で求められます。居室とするには有効採光面積が床面積の1/7以上必要となります。
サイディング【さいでぃんぐ】
外壁に張る乾式の羽目板や下見材などの板材の総称。工場で加工された外壁材を一般的に指します。近年では耐久性や防火性にすぐれたものが開発されています。
在来工法【ざいらいこうほう】
柱・梁・筋交い・桁など、木の軸で建物を支える日本の伝統的な建築工法。制約が少なく、変形地にも幅広く対応できます。使用する木材によってコストを抑えることが可能で、増改築にも柔軟に対応します。木造在来工法、木造軸組工法とも呼ばれます。
下がり天井【さがりてんじょう】
一部低くなっている天井。梁、ガス・給排水の配管をまとめたパイプスペースなどによって一部分だけ低くなることがあります。間取り図では低い部分を点線で表示されます。
差押【さしおさえ】
国や自治体、裁判所などの公的機関によって、債務者による財産処分を禁じ、競売や公売などで換金できる状態にする手続きのことを指します。不動産の場合、登記簿に差押の旨が記載されます。
サニタリー【さにたりー】
トイレ・洗面室・浴室などのキッチンを除く水まわりのスペースを指します。sanitaryは衛生的なという意味で、衛生関係の機器や設備もサニタリーと呼ぶことがあります。
さや管ヘッダー工法【さやかんへっだーこうほう】
ヘッダー工法とは、複数の水栓を同時に使用しても安定した水量・給湯を供給できる工法。これに併せて、つぎ目のない樹脂製の管の中に給排水管を通す二重構造方式を採用するのがさや管ヘッダー工法です。鋼管のような継ぎ目がなく、水漏れがしにくい。また、管が樹脂製のため、給排水管の交換が容易で壁・天井などを崩す必要もありません。
更地【さらち】
建築物のない、借地権や地役権などの権利が付いていない土地。いつなんどきでも建物の建築が可能な状態であることが前提とされています。
散水栓【さんすいせん】
水まきや庭掃除などのために屋外に設けられる水栓。地上に立っている立水栓と散水栓ボックスがあります。立水栓は短い柱に蛇口がついたタイプが一般的。散水栓ボックスは地中に埋設するもので、蓋のついたボックスの中に水栓を設置するタイプです。
サンルーム【さんるーむ】
自然光を大量に採り入れるため、開口部を大きく設けたり、屋根をガラス張りにした部屋のこと。住戸内の一室、またはリビングとひとつながりに外部に設置することが多い。近年では、バルコニーやウッドデッキに設置するガラス張りの壁と屋根が商品として販売されています。
さしすせそ
CHS【しーえいちえす】
「Century Housing System」の略称。長期間にわたって快適に住み続けられる住宅を提供するための総合的なシステムの考え方で、旧建設省(現国土交通省)が開発したもの。(財)ベターリビングによってCHS住宅の認定がおこなわれています。
C値【しーち】
床面積1あたりにどれくらいのすき間があるかをあらわす値。室内と外気の気圧差が9.8Pa(=1mmAq)としたとき、室内から外部へどれだけの空気が漏れるかを算出しています。数値が小さいほど気密性にすぐれるとされています。
敷居【しきい】
ふすまや障子などを滑らせるために、開口部の下部に設けられる横木。レールとしての役割をもち、鴨居と対に取りつけられます。
敷金【しききん】
賃借契約の一時金。延滞賃料や、損害賠償などの担保になる。
磁器質タイル【じきしつたいる】
素材となる長石や粘土などを1200℃を超える高温で焼成したタイル。硬く、ほとんど吸水しない。その性質から外装や水まわりに用いられます。
敷地境界線【しきちきょうかいせん】
隣地や道路、河川、公園などと敷地との境界をあらわす線。
軸組【じくぐみ】
柱や梁などを組み合わせてつくる骨組のこと。工法のひとつ。
仕口【しぐち】
柱や梁など2つ以上の部材を組み合わせた接合箇所のことを言います。
自己の所有に属しない宅地又は建物の売買契約締結の制限【じこのしょゆうにぞくしないたくちまたはたてもののばいばいけいやくていけつのせいげん】
宅地建物取引業者が他人物や未完成物件を売ることを原則的に禁止するという規制のこと。
次世代省エネルギー基準【じせだいしょうえねるぎーきじゅん】
1999年に改正告示された「住宅にかかわるエネルギー使用の合理化に関する建築主の判断基準」及び「設計・施工の指針」。元となる「一般型省エネルギー基準」よりも基準が厳しく、冷暖房・断熱・換気計画・気密性など、省エネルギーにつながるさまざまな基準が設けられています。
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