不動産用語集

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さしすせそ
主任者証【しゅにんしゃしょう】
宅地建物取引主任者資格試験に合格し、都道府県知事の登録を受けた人に交付される証明書。
主要構造部【しゅようこうぞうぶ】
建築基準法で定められている建築物の構造上、重要な役割を果たす部分。壁・柱・床・梁・屋根・階段が主要構造部にあたります。最下階の床・屋外階段・小階段などは主要構造部には含まれません。
準工業地域【じゅんこうぎょうちいき】
工業系用途地域のひとつ。火災や公害など、環境悪化のおそれの少ない工場などの利便性を高める地域。環境悪化が著しい工場以外、ほとんどの工場を建設できます。また、住宅をはじめ、学校・病院・店舗・映画館などの施設も建設することができます。
準住居地域【じゅんじゅうきょちいき】
用途地域のひとつ。「沿道の地域特性にふさわしい業務の利便を図りつつ、これと調和した住環境を保護するために定められた地域」とされ、パーキングつきの大型商店などと住居の調和を図るために指定される地域。
準耐火建築物【じゅんたいかけんちくぶつ】
主要構造部が準耐火構造で、外壁開口部に防火設備を有する建築物。もしくは、主要構造部が準耐火構造と同等の性能を有し、政令で定める技術的基準に適合するもので、外壁開口部に防火設備を有する建築物。
準耐火構造【じゅんたいかこうぞう】
国土交通大臣が定めた構造方法を用いた建築物、または国土交通大臣の認定を受けた建築物において、建築物の主要構造部が準耐火の基準に適合するもので、火災が発生した場合、鎮火するまでの間に延焼を防止するために必要な性能をもつ建築物の構造。
準不燃材料【じゅんふねんざいりょう】
不燃性能に関して政令で定める技術的基準に適合する建築材料。不燃材料に次ぐ性能をもった建築材料。10分間不燃性能を保持することが防火試験で証明されています。石膏ボード(厚さ9mm以上)、木毛セメント板(厚さ15mm以上)などがあげられます。
準防火地域【じゅんぼうかちいき】
都市計画法で定められる地域。市街地の火災の危険を防止するための措置をとる必要があり、一定規模以上の建物や木造建築、延焼の恐れのある外壁開口部などについて建築基準法の規制があります。
省エネルギー住宅【しょうえねるぎーじゅうたく】
気密・断熱の性能を高め、冷暖房に使用するエネルギーの消費を抑えた住宅。壁・天井・床などに断熱材を使用し、開口部に断熱サッシや二重サッシなどが採用されます。また、太陽熱温水器や太陽光発電など、ガスや電気の使用量を抑える設備の導入などもあります。
浄化槽【じょうかそう】
トイレや台所などからの雑排水を浄化する設備。雑排水を直接下水道へ放流できない地区では、浄化槽を設置しなければなりません。
上棟式【じょうとうしき】
木造軸組では棟木をあげるとき、鉄骨造では鉄骨工事の完了時、鉄筋コンクリート造では躯体コンクリートの打ち込み終了時におこなう儀式。棟上げまで終了したことを感謝し、無事建設されることを祈願します。建前(たてまえ)とも言います。
植栽【しょくさい】
敷地内の庭やアプローチ沿い、道路と門や塀などの間に植えられる樹木や草花。
真壁【しんかべ】
日本の伝統的な壁のつくりかたで、柱や梁を室内にあらわにしてしあげること。伝統的な日本家屋に多く見られます。
シングル葺き【しんぐるぶき】
屋根の葺きかたのひとつ。薄い板を並べる基本的な屋根の葺きかたです。
新築後未入居【しんちくごみにゅうきょ】
完成してから1年を超える未使用、未入居の住宅。
シンメトリー【しんめとりー】
軸となる線にして、左右または上下の形や大きさ、色などが対称であること。左右対称は静的安定感を印象として与えやすいため、建築物でも用いられます。
さしすせそ
水平力【すいへいりょく】
水平方向にはたらく力。地震や風圧を受けて、建築物の床面に水平方向にくわわる力を指します。
スキップフロア【すきっぷふろあ】
中2階のように半階分ずらして空間を設けること。階段のように階層ができるため、有効利用の方法として傾斜している土地に多く採用されています。ステップフロアとも呼ばれます。
数寄屋造【すきやづくり】
建築様式のひとつ。茶室建築の手法や意匠を取り入れた様式で、茶の湯のための茶席、水屋などが備えられています。数寄屋造の代表例として桂離宮や修学院離宮があります。
筋かい【すじかい】
柱と柱の間に備える補強部材。水平力に耐えるための部材で、地震や風圧の横揺れなどに強い耐性をもちます。対角線に斜めに補強するもの、X状に交差させるものがあります。建築基準法では筋かいの基準が設けられていて、結合部に金物を用いることが義務付けられています。
スタッコ仕上げ【すたっこしあげ】
外装の仕上げの手法のひとつ。セメントモルタルを5010ミリ程度の厚さで塗り、コテやローラーを用いて表面に凸凹の模様をつけます。消石灰に大理石の粉や粘土粉を混ぜたものをスタッコ(化粧漆喰)と呼びますが、その手軽さからセメントモルタルを用いるのが一般的となりました。
捨コンクリート【すてこんくりーと】
施工性を向上させるために打つコンクリート。
スパン【すぱん】
支点と支点との距離。柱と柱の距離を指しますが、間口をあらわす言葉として用いられることが多い。間口の広いものをワイドスパンと言い、7メートルを超える場合に用いられています。
スポットライト【すぽっとらいと】
特定の一部分を照らすために設置される照明器具。直づけ、クリップタイプなどがあります。調度品、絵画や花などをピンポイントで照らし、空間の印象を変えることができます。
スラブ【すらぶ】
鉄筋コンクリート造の建築物において、床の荷重を支える構造床を指します。本来は石板のことですが、一般的にはコンクリート造の構造床のことです。
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